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- 5月病を吹きとばせ! 仕事が楽しくなるオフィスデザイン
COLUMN
コラム
昔からゴールデンウィーク明けの5月中旬頃になると、4月からの疲れがドッと出て体調を崩したり、仕事をするにも集中力が出せなかったりしがちです。いわゆる“5月病”の症状が出る時期です。
また最近では、5月中旬を過ぎると気温が25度以上の日が続き、暑さが追い打ちをかけます。そのせいか、6月を過ぎても5月病の症状から抜け出せない方も多いようです。
そこで今回はそんな憂うつな気分を少しでも晴らし、仕事が楽しくなるオフィスデザインを海外や日本の事例をもとにご紹介していきます!
Google、pixarなど遊びごごろ満載の海外オフィス事例
日本では考えられないような独創的なデザインが多い海外のオフィス。原色を使った大胆でカラフルな配色、ダーツ、ビリヤード、テレビゲームなどが楽しめるリラックスルーム、まるで森の中にいるようなミーティングルームなど、テレビや雑誌などでも頻繁に紹介されるGoogleのオフィスなどがその代表的な例です。
「トイストーリー」や「ファインディング・ニモ」などのアニメ映画で有名なpixarでは、社員が働くスペースが一つの小さな家になっています。その家の中には、それぞれが自由に好きな物を置き、仕事に集中できるように工夫されています。
ほかにもイギリスでスムージーを販売するinnocent drinksでは、オフィス全体に芝生が敷き詰められています。これなら仕事で疲れた目にも優しく、リラックスした雰囲気で仕事ができそうです。
チームラボが手掛ける日本の独創的なオフィスデザイン事例
海外にも負けじ劣らず、日本でも独創的で楽しいオフィスデザインの会社が増えています。その代表的な例が、アート、デザイン、舞台演出などさまざまなものづくりを手掛けるチームラボのオフィス。
テーブルの天板部分全体がメモ帳になっている「めもですく」や、4つつなげると一つのマンガになる「4コマデスク」など、遊びごころある机がそろっています。また、ワーキングスペースに置かれた、ぐにゃぐにゃと折れ曲がった250メートルもの長さの机をデザインしたこともあるそうです。
楽しく仕事をしながら健康になれるオフィス!?
中には楽しく仕事をしながら、カロリーを消費して健康になれる“一石二鳥”なオフィスもあります。「スタンディングデスク」といって、椅子に座らずに立ったまま仕事をするオフィススタイル。海外では広く普及していますが、日本でもGoogleやグノシーなどで導入され、徐々に普及し始めています。
ある実験では、1日3時間立ったままで仕事をしたときの、心拍数と血糖値の数値変化を調査。5日間連続で実験を行った結果では、座ったままで仕事をするより、平均して750キロカロリーを1週間で余分に燃焼していることが判明したそうです。これを年間に換算すると、なんと約30,000キロカロリーを立っているだけで燃焼できるという驚きの結果です。
仕事をしながらカロリーを消費して健康的になれる、夢のようなオフィススタイルですね!
仕事が楽しくなるオフィスデザインに共通するもの
今回ご紹介したオフィスには共通項があります。明るく開放的であること、社員同士のコミュニケーションが取りやすくなっていることの2点です。
もちろん予算やオフィスの広さなど、すべてがすぐに真似できるデザインばかりではありません。しかし開放的であること、社員同士のコミュニケーションが取りやすいといった部分は、アイディア次第で、それほど予算をかけなくとも十分に変えていくことが可能です。
さまざまな工夫を凝らし、会社に来るのが楽しくなるオフィスデザイン。ぜひ皆さんのオフィスでも、取り入れてみてはいかがでしょうか?