COLUMN
コラム
オフィス移転をする上で重視するべきポイントは、1つや2つではありません。場所、家賃、広さ、設備、周囲の環境、主な取引先との距離、社員の住居の距離などなど……。考える事はたくさんあります。
全てを兼ね備える物件は、まずないと考えた方がいいでしょう。そこで重要になってくるのが、何を優先にして決めれば良いのかということです。
今回は快適に仕事ができるオフィス選びのポイントをご紹介します。
今のオフィスから近い方がなにかと便利
市区町村をまたいだ移転は、会社の実印の印鑑証明書の変更など、細かい事務手続きが多くなります。大きな事情がない限りは市区町村をまたがず、現在のオフィスから近い場所での移転が無難と言えるでしょう。引っ越し費用の面でも、近場だと安くあがります。
会社の将来を見据えたオフィスを選びましょう!
社員が増えたことで現在のオフィスが手狭になり、オフィス移転を考えるという経営者の方は多いと思います。その場合、移転先に求めるものは当然、現在のオフィスよりも広いところということになります。
しかし単純に現在の社員数に合わせた広さのオフィスを選択してしまうと、新しいところでもすぐに手狭になる可能性があります。移転にはその年だけではなく、5年・10年先までの大まかな経営計画書を作成し、それに合わせた賃貸料と広さのオフィスを探すことが、長く拠点として活用する為のポイントです。
移転先の環境で重要なのは「広さ」と「トイレ」
移転先の環境として、電源や空調、耐荷重などはもちろん重要ですが、それよりも重要なのがトイレです。電源、空調などは 万が一、不具合があっても修理や交換、追加といったことができます。しかし後からトイレを追加するのは非常に困難なのです。
特に女性社員が多い、もしくは今後、積極的に女性を雇用していこうとした場合、単純な数の問題だけではなく、健康面においてもトイレは重要です。移転先をチェックする際はトイレの数、広さ、清潔感があるかどうかなどを細かくチェックしましょう。
周辺環境で重要なのは明るさと店舗のバラエティ
立地としては、駅から近い方がいいということは間違いありません。しかし現実問題として、駅から近い物件はおのずと賃貸料も高額になります。
そこでポイントとなるのは、街灯や商店街など駅からオフィスに辿り着くまでの明るさ、賑やかさです。仮に駅から多少の距離があっても暗い道、人気のない道でなければ、それほど不便さは感じません。また女性社員であっても通うのに不安はありません。
もう1つのポイントは、駅からオフィスまでにある店舗のバラエティです。飲食店やコンビニなどはもちろん、重宝するのが100円ショップです。オフィスで使う文具やOA商品などは、通販でも翌日、もしくは早ければ当日に届きますが、そういった店舗でも100円ショップで販売している商品はあまりおいていません。オフィスの近くに100円ショップがあるととても重宝します。
仕事が楽しくなるオフィス選びを!
オフィス選びで需要な点はたくさんあります。このコラムが、社員が働きやすく通うのが楽しくなるオフィス選びにつながれば嬉しい限りです!