COLUMN
コラム
新しい年を気持ちよく迎えるために、年末になるとオフィスの大掃除をすると思います。でもデスクや椅子など、大量の不用品が出て処分に困った経験はありませんか?
そこでおすすめしたいのが不用品のリユース。不用品を廃棄処分するのではなくリユース製品として売却する事で、少額かもしれませんが買値が付きます。それに再利用されるので環境にも優しくなります。大掃除シーズンだけでなく、オフィス移転やオフィスデザインを変更するタイミングでも不用品のリユースを検討してみてはいかがでしょうか?
そこで今回は、オフィス用品のリユースについてご紹介します。
あなどれない不用品の処分費用
年末の大掃除は、普段は放置しているロッカーやデスク、ソファーといった大きなオフィス家具を処分する絶好のタイミング。しかし単に処分すると言っても、大きなオフィス家具の処分は無料ではありません。
自治体や処分を依頼する業者によって金額は変わってきますが、「引き取り車両費」「積み込み作業員の人件費」「オフィスビルの養生費」「家具の廃棄費用」と、さまざまな費用が発生します。
不用品処分に「平均18.2万円/t」もかかる!?
それでは実際にいくら位の処分費用がかかるのでしょうか? ある調査結果によると、オフィスの不用品の処分にかかる「廃棄物収集運搬・処理費用」の平均額は18.2万円/tとなっています。決して安い金額ではないので、廃棄処分を躊躇してしまうかもしれません。(調査:三菱UFJ リサーチ&コンサルティング株式会社、2006年)
それを裏付ける様に同調査には、「廃棄物処理費用が高価である」という回答が多く寄せられたそうです。
オフィスの不用品は「リユース」しましょう
そこで、大掃除やオフィス移転時に出た不用品を廃棄物として処分するのではなく、「リユース製品」としての売却を検討してみてはいかがでしょうか?
不用品を廃棄すれば処分費用が発生しますが、リユース製品として売却する事で、わずかながらでも買値が付きます。それに産業廃棄物を出さないので、地球環境に優しくてエコにつながるメリットもあります。
リユースをする事で社員の意識が変わる
不用品を廃棄処分するのではなくリユースするメリットは、「買値が付く」「エコにつながる」という2点だけではありません。それ以上に大きなメリットが、「社員の意識を変える事ができる」という点です。
オフィスの中でリユースの意識が定着する事で、オフィスで使用しているオフィス家具や備品などを使い捨てるのではなく、「大切に使おう」という意識が芽生えます。それに、売却時に劣化が少なければ、それだけ高く買い取ってもらえる事になります。そのため、今まで以上に物を大切に扱おうという意識が芽生えるはずです。
やがて芽生えたリユースに対する意識は、仕事にも大きな効果をもたらしてくれるかもしれません。賢く不用品を再利用する手段として、積極的にリユースを活用してみましょう!