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コラム
今使っているオフィスデスク、自分に合っていますか? オフィスデスクは毎日使う物なので、高さや大きさが自分に合っていないと、仕事がやりにくくなるだけではなく、新たに購入し直すとなれば余計な経費もかかってしまいます。
このコラムでは大きさや高さの寸法、業務内容やオフィスレイアウトに最適なオフィスデスクの選び方についてご紹介します。ぜひオフィス移転やオフィスレイアウトの見直し時に、コラムをお役立てください。
オフィスデスクを選びの第一歩は、オフィスレイアウトを決める事から
どういったオフィスデスクを選ぶかは、どういったオフィスレイアウトにするかによって変わってきます。“島型”のオフィスレイアウトであれば、一人にひとつのオフィスデスクが必要となります。また、組織ごとに人数を調節できるようフレキシブルな形にする“ユニバーサルレイアウト”や、組織の垣根を超えて自由に席を選べる“フリーアドレスレイアウト”では、連結型のオフィスデスクが必要となります。
オフィスデスクの大きさは3種類
オフィスで使用する一人用デスクの大きさは、一般的に幅80~180cm、60cm、70cm、80cmの3種類。これを用途によって選択します。
幅は80~100cmまでは1cm刻み、100cm以上からは10cm刻みとなっています。高さは男性、女性、そして車いすの方でも使いやすい72cmが推奨されています。これを目安として選ぶ良いでしょう。
業務内容によってオフィスデスクの大きさを考える
営業職のように、あまり社内の滞在時間が少ない職種であれば、それほど大きなデスクは必要ありません。逆にデザイナーやプログラマーなど、モニターを2台以上使うような職種であれば、一人ひとりのデスクはできるだけ幅広の物が必要です。
また連結式デスクの場合、一人あたりの幅は100cm以上取るようにしないと、かなり窮屈さを感じてしまうので注意しましょう。
色合いやデスクトップパネルの高さにも配慮して快適なオフィス空間を
オフィスレイアウトが決まり、デスクの数、大きさが決まれば、デスクの色合いやデスクトップパネルの高さを決めていきます。デスクを決めるにはサイズばかりが重視されがちですが、色合いやデスクトップパネルの高さによって、作業への集中力も変わってきますので軽視はできません。
オフィスデスクの色合いは部署や業種ごとに変えるよりも統一させた方が、オフィス全体のデザインに一体感が出ます。お勧めはあまり派手目な色よりも落ち着いたブラック、ダークブラウン系や、集中力が高まりやすいブルー系が良いでしょう。またブランディングの観点から、会社のコーポレートカラーで統一するのも良い案かもしれません。
職種ごとに異なるデスクトップパネルの高さ
対面式のレイアウトにする場合、デスクトップパネルのお勧めの高さは部署によって変わってきます。デザイナーやプログラマーなど個別の業務が多い部署では、450mmに合わせて向かい側の席に座るスタッフの顔が見えない高さにする事で、より集中力を高められます。
事務系の部署は顔をあげれば向かい側の席の人が見える350mm、そして営業職などは手元だけが隠れる250mmがお勧めです。
ベストなオフィスデスクで、快適なオフィスライフを!
このようにオフィスデスクはオフィスレイアウトやオフィスデザイン、部署、用途によって最適なサイズは大きく変わってきます。オフィス移転などのタイミングでオフィスデスクの入れ替えを検討されている経営者の方は、参考にしてみてください。