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「オフィスデザイン」に「ブランディング」を取り入れてみる

最近、様々な場面で「ブランディング」という言葉を聞く機会が多くなりました。でも、ブランディングについて正しく把握している方は少ないかもしれません。

 

オフィスデザインにブランディング要素を取り入れる事で、訪問してきたお客様に良い印象を与えられたり、その企業が伝えたいメッセージや想いを正確に伝える事ができます。もちろん社内で働くスタッフにも、モチベーションアップなどの効果が期待できます。

 

そこで今回のコラムでは、「オフィスデザイン」と「ブランディング」が組み合わさる事で企業にもたらされる効果やメリットについてお届けします。


そもそも「ブランディング」ってなに?

 

自社のスタッフや自社を訪問してくるお客様に対し、「当社はこういった会社です!」といったメッセージをしっかりと持ち、そのメッセージを正しく伝えていく事をブランディングと言います。

ブランディングに「オフィスデザイン」が加われば、よりメッセージ性が強くなる

 

ブランディングは言葉によって伝えていく事も重要ですが、ビジュアルを伴う事でそのメッセージがより正しく伝わりやすくなります。この場合のビジュアルとはオフィスデザインですが、自社のブランディングを明確にしない事には、それを伝えるオフィスデザインもままならなくなってしまいます。

オフィスデザインとブランディングを組み合わせるメリット

 

オフィスデザインとブランディングを組み合わせる一番のメリットは、自社の姿勢や想いをスタッフが正しく理解する事で、誇りや愛着を持って働けるようになる点が挙げられます。

 

言葉にすれば重々しくなってしまうような想いであっても、それをデザインに落とし込めば、スタッフに自然と浸透させていく事ができます。企業精神を声高に叫ぶのではなく、ひとつのデザインでより多くの企業メッセージを伝えられるはずです。

 

つまりオフィスデザインとブランディングを組み合わせる事で、デザインは単なるデザインではなく、この会社で働く事の意味を伝えるという意志を持ったデザインになるのです。


ポイントとなるのはエントランスデザイン

 

会社のメッセージを伝えるうえで、一番重視するべき場所はエントランスです。なぜならエントランスは、来訪者スタッフも必ず通る場所だからです。

では、エントランスデザインで企業メッセージを上手く伝える為のポイントをご紹介します。

 

エントランスデザインで抑えたいポイント

コーポレートカラーを基調としたデザイン

自社のコーポレートカラーを基調としたデザインは、一目でその会社のイメージを伝える事ができます。エントランスでコーポレートカラーを強調する事でスタッフ、来訪者どちらにもそのオフィスに来た事を意識させる事ができます。

自社商品や観葉植物などで

企業イメージをさらに明確に

エントランスの色はコーポレートカラーを基調としたうえで、さらに企業イメージを伝える為のポイントは何を設置するかです。例えば観葉植物を多めに置く事で落ち着いた雰囲気を演出する。自社商品を展示し、ショールーム的な見せるエントランスにするなど、より明確なメッセージを伝える事ができます。

 

オフィスデザインにブランディングを取り入れる

 

オフィスデザインの変更を検討されている経営者の方は、この機会に「ブランディングを意識したオフィスデザイン」を考えてみてはいかがでしょうか?