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高層階と低層階のオフィス、どっちが良い?

 高層階と低層階のオフィス、どっちが良い?

 

オフィス移転を考えた時に、高層階のオフィスと低層階のオフィスのどちらを選ぼうかと悩んだりはしませんか? 高層階と低層階のオフィスには、それぞれメリット・デメリットがあります。

 

このコラムでは、オフィス選びの材料となる高層階と低層階、それぞれメリット・デメリットについてご紹介します。

 

 

 

 高層階オフィスのメリット・デメリット

 

“高層ビル”に明確な定義はありませんが、一般的には6階以上あるビルを高層ビル、20階以上あるビルを超高層ビルと呼びます。ここでも高層階オフィスは、6階より上にあるオフィスという前提で話を進めていきます。

 

 高層階オフィスのメリット

 

メリット1:見晴らしが良く騒音が少ない

高層階オフィスのメリットとして一番に思い浮かぶのは、見晴らしが良くて騒音が少ないという事かもしれません。開放感があり陽当たりも良いので、景色を眺める事でストレス軽減の効果も期待できます。

 

メリット2:企業のステータスが上がる

一般的に高層ビルは高級といったイメージがあります。自社のオフィスを紹介する際にも、「オフィスは高層階にあります」と言った方が相手に好印象を与える事ができます

 

 高層階オフィスのデメリット

 

デメリット1:都心部では高層階=見晴らしが良いとは限らない

高層ビルが立ち並ぶ都心部では、6~10階程度では見晴らしは良いとは限りません。また見晴らしは良くなくいけれど、高層階という事だけで家賃が高くなる事もデメリットの一つです。

 

デメリット2:オフィスの移動に時間がかかる

よほどの大型ビルでもない限り、エレベーターの台数も限られています。エレベーターの台数が少なければ、移動にかなりの時間を有する事になります。特に朝の通勤時間や昼食後のタイミングなどは、自分のオフィスに移動するだけでも一苦労となります。

 

 

 

 低層階オフィスのメリット・デメリット

 

低層階オフィスにもメリット・デメリットが存在します。高層階オフィスのメリット・デメリットと比較しながら読んでみてください。

 

 低層階オフィスのメリット

 

メリット1:移動が楽

エレベターが混雑している場合はもちろん、点検、故障時でも階段ですぐにオフィスに移動できるのは、低層階オフィスのメリットです。また災害時の非難も容易です。

 

メリット2:家賃が安い

場所にもよりますが、一般的には高層階よりも家賃が割安になります。企業にとって家賃は固定費となるため、この固定費を削減できる事は、大きなメリットとなるはずです。

 

 低層階オフィスのデメリット

 

最後に低層階オフィスのデメリットをご紹介します。

 

デメリット1:騒音や周辺の臭いがある

幹線道路などに面したオフィスビルの場合、騒音がかなり大きくなります。また近所に飲食店があると、その臭いがオフィス内に充満する場合があります。

 

デメリット2:プライバシーに気を使わなければいけない

高層階であれば、周辺のビルの窓から自社の中が見えてしまう事はありません。しかし低層階だと、周辺から丸見えになりがちです。ブラインドやカーテンなど、高層階に比べてプライバシーに気をつけなければなりません。

 

 周辺の環境も考慮した上での選択が重要

 

オフィス移転を考えるのであれば、必ず周辺の環境も検討材料に入れた上で判断される事をお勧めします。

 

都心部の場合は、かなりの高層階でなければ高層階オフィスのメリットはあまり生かせません。反対に家賃が安いという理由で低層階オフィスを選択しても、周辺の環境が悪くて、騒音が大きかったり、臭いがきつかったりといいう点では業務効率の向上は見込めません。

 

オフィス選びは、経営者の方にとって重要なテーマだと思いますので、慎重に判断するようにしましょう。