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木製のオフィス家具が温もりを届けてくれる

 木製のオフィス家具が温もりを届けてくれる

 

オフィスに木製のオフィス家具を取り入れてみませんか? 手触りが良くて温もりのある木製のデスクやチェアなどのオフィス家具なら、忙しいビジネスシーンに安らぎをもたらしてくれるかもしれません。

 

このコラムでは、オフィス家具に使われる木の種類や、オフィスに木製のオフィス家具が導入されるメリットについてお伝えします。

 

 

 

 木製家具がオフィスにもたらすメリット

 

オフィスで利用されている家具の材質と言えば、スチール製やステンレス製のものが一般的です。種類が多彩で耐久性に優れている事もあり、デスクやキャビネットなど多くのオフィスでスチール製の家具が活躍しています。しかしスチールやステンレスは金属製という事で、見た目や質感に温もりがなく、どことなく冷たいイメージがある事は否めません。

 

 木製の家具には意外なメリットが隠されていた

 

これに対して、木製の家具は見た目や手触りの良さなど金属製の家具にはない温もりがあります。またそれ以外にも木材の持つリフレッシュ効果や鎮静効果によって、そこで働く人の気持ちを癒してくれます。さらに愛知教育大学の小川正光名誉教授が行った「木製家具の導入による教室環境の変化」によると、教室に木製家具を導入した事で、多くの教師が「教室が明るくなった、暖かくなった」「授業がやりやすくなった」と感じているとの結果が出ています。

 

これにより小川名誉教授は、明るく暖かい教室内の環境は、気持ちや人間関係も穏やかにするために、学級運営を容易にし、授業に集中したり協調性を形成するうえで効果があると考えられるとしています。これは学校での調査結果ではあるものの、木製家具が人に与える影響は非常に大きいという事を示しています。

 

 木製家具に使われる木はどんな木?

 

木製家具と言ってもその種類は様々です。その中でも木材の質感、暖かみ、香りを実感できるのは、切り出した原木をそのまま板状にカットした「無垢材」です。そしてブロック状の木材を継ぎ合わせて1枚にした「集成材」です。

 

無垢材は耐久性の優れ、見た目の味わい深さも良い事から、アンティーク家具などにも多用されています。しかし加工が少ないため、反りや割れが出やすく価格も高価になりがちです。オフィスで使うのであれば、無垢材ほど木の風合いは感じられないものの、反りや割れに強い集成材がお勧めです。

 

次に木製家具に使われる木の種類ですが、一般的によく使われているのは、ウォールナット、オーク、チェリーです。他にパインやメープルなども人気です。それぞれに風合い、色、手触り、硬さに違いがありますので、使う家具に合わせて木の種類を変えて見るのも面白いかもしれません。

 

 

 

 温もりのあるオフィス作りには木製家具の検討を

 

見た目だけで言えば、木目を施した樹脂化粧合板を使った家具でも、金属製のものに比べてオフィス全体の雰囲気を変える事は可能です。コスト的にも無垢材や集成材と比べて軽減できます。しかしオフィスにより温もりと安らぎを与え、人間関係も穏やかにするといった効果をもたらすのは、やはり本物の木だけが成せる技です。

 

「オフィス内の雰囲気を変えたい」といった場合には、オフィス家具を木製にする事を検討されてみてはいかがでしょうか? オフィス移転のタイミングや、オフィスデザイン・オフィスレイアウト変更のタイミングで導入される事をお勧めします。