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倉庫がオフィスに!?~リノベーションがオフィスを快適にする~
「倉庫がオフィスになる」と聞くと、驚かれる方も多いかもしれません。でも、倉庫をオフィスにリノベーションする企業が増えています。メリットとしては、「広い空間が確保できる」「オフィス機能と物流機能を併せ持てる」「改装やリノベーションがしやすい」などが挙げられるようです。
このコラムでは、そんな倉庫をオフィスにするメリットや魅力についてご紹介します。
暗~いイメージの倉庫。でもリノベーションで立派なオフィスに
倉庫といえば窓がない暗い空間の中に、雑然と荷物やダンボールが積み上げられているイメージがあるかもしれません。しかし、倉庫をリノベーションしたカフェや雑貨店などに行かれた事はないでしょうか? それと同じように、倉庫もリノベーション次第ではオフィスとして生まれ変わる事だってできるのです。
一言で倉庫といっても広大な物流センター機能を持つ倉庫から、数人~数十人も入れば満杯になってしまうような小さな倉庫まで種類はさまざま。スタッフの人数に合った大きさの倉庫を探してみる事をお勧めします。
倉庫をオフィスにするメリット
倉庫をオフィスにするメリットは数多くあります。こちらではそのメリットをご紹介します。
メリット1.在庫販売の会社であれば倉庫を借りる家賃を削減できる
商品を仕入れ、販売する会社の大きな問題は在庫の保管です。しかし倉庫であれば改装をする事なく、そのまま在庫の保管場所として活用できます。またオフィスと同じ場所に在庫を保管していれば、商品の欠品や返品トラブルなどにも迅速に対応できます。
メリット2.広い空間を確保でき、自由なレイアウトが可能
全員がワンフロアで働けるレイアウトにしたり、反対に個々のスペースを広くとってプライバシーを確保するレイアウトにしたりと、レイアウトを自由に設計しやすい事も倉庫をオフィスにするメリットです。倉庫は基本的に、壁が少なく解体費用がそれほどかからない為、改装費用も低く抑えられます。
メリット3.おしゃれなイメージをアピールできる
アパレルやアンティーク雑貨などを扱う企業であれば、一般的なオフィスビルよりも、倉庫を改装したおしゃれな空間をオフィスにする事で、企業イメージアップやブランディングにつながります。
オフィス移転で悩んだら倉庫も選択肢に
オフィスとしてさまざまなメリットを持つ倉庫ですが、注意点もあります。倉庫には水道やガスといったインフラが整備されていない場合があります。また空調なども新たに増設が必要な場合がありますので、事前に確認しましょう。確認不足により、思わぬ費用がかかってしまうかもしれません。窓が少なくて改装が必要な場合にも、構造上から壁を打ち抜けない箇所もあります。これも事前に確認しておきましょう。
いくつかの注意点はあるものの、「物流スペースのある物件にオフィスを引っ越ししたい」「スタッフの発想を豊かにする自由なレイアウトにしたい」「開放的な空間で快適に仕事がしたい」などの希望があれば、オフィスの移転先として検討してみてはいかがでしょうか。