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- 白いオフィスデザインで清潔感と信頼感がアップする!?
COLUMN
コラム
白という色にどんなイメージをお持ちでしょうか? 「清潔感」「信頼性」「清楚」などのイメージを連想するかもしれませんが、そんな白をオフィスデザインに取り入れる事で、企業としてのイメージを変える効果があります。例えば企業の顔となるエントランスを白ベースにする事で、来客に対して「清潔そう」「信頼できそう」という印象を伝えられるはずです。
このコラムでは、白をオフィスデザインに取り入れるメリットや他の色との組み合わせについてご案内します。
白いオフィスデザインがもたらすメリット
白には清潔感や清楚さ以外にも、気品や先進性、洗練、クールといったイメージがあります。そのため病院やクリニックといった医療機関では定番ですが、信頼感を演出したい場合にも欠かせません。また白は、医療機関だけではなく先進性やハイクオリティを売りにした製品にも利用されています。
他にも白は膨張色である事から、壁や床、天井が白いオフィスは実際よりも広く感じられるので圧迫感を軽減できます。外からの光を上手く取り込めばその光を反射させ、オフィス内をより明るく広く見せる演出もできます。
さらに白の持つメリットはそのシンプルさにあります。他に余計な装飾を必要とせずに見る人にクリーンなイメージを与える事ができるため、コストをかけないイメージアップが可能です。
オフィスデザインに上手く白を取り入れる
清潔感、信頼感、先進性などといったイメージを強く持つ白ですが、無機質なイメージもあります。オフィスすべてを白で統一してしまうと落ち着きがなくなってしまうのも事実。そこでポイントとなるのが白と別の色との組み合わせです。
来客者が真っ先に目にするエントランスのカラーを白ベースにする事で、清潔感や信頼感といたイメージを強く印象付けられます。白ベースのエントランスにコーポレートカラーをアクセントに使うと、企業イメージがより明確に伝わりやすくなるでしょう。また会議室やミーティングルームも壁やデスク、チェアなどを白にし、集中色である青をワンポイントで使う事でメリハリも生まれ良いアイディアが浮かびやすくなるかもしれません。
金融商品を扱う企業にこそ白がお勧め
投資や金融、不動産など多額のお金を扱う企業の場合、接客室を白ベースにする事で、お客様に信頼感を与える事ができます。ただし白一色にしてしまうと軽い感じになり過ぎてしまうので、例えばソファーのひじ掛けを木目調にしたり、テーブルに黒を入れる事で重厚感を出すとより効果的です。
白ベースのオフィスデザインでの注意点
白ベースのオフィスデザインの注意点は、シンプルがゆえに見せ方を工夫しないと殺風景になってしまう点です。余計な装飾を必要としないからこそ、配色のセンスが問われる事にもなります。また汚れも目立ってしまうため、日常的に清掃をしないと白ベースながらも清潔感のないオフィスになってしまいます。
外部に対し、清潔感や信頼感といったイメージを印象付けるのに適した白。しかしシンプルであるからこそセンスが問われるカラーでもあります。白ベースのオフィスデザインを検討している場合は、専門家に相談する事もお勧めです。