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COLUMN
コラム
ここ数年、デザインに樹木や植物が多く使われているオフィスが多くなってきた気がします。みなさんのオフィスでも、さまざまな効果を期待して植物を配置しているのではないでしょうか。そこで今回は色としての緑と、植物の緑の効果の違いや合わせ方をご紹介します。
緑が持つイメージや効果を知る
緑には、安心感や安定、調和といったイメージがあります。森林浴という言葉があるように、人は緑に囲まれることでリフレッシュするとともに気持ちを穏やかにすることができます。また緑や青といった寒色系の色は、赤や黄色といった暖色系に色に比べ、集中力を高めるといった効果もあります。
緑にはほかにも、心や身体を癒す、疲れた目を休める、緊張感を緩和するといった効果もあるなど、総じて安らかにリラックスすることができるのが、緑が持つ色の効果です。ほかにも緑自体が控えめな色のため、ほかの色と組み合わせてもうるさくならないといった特長もあり、オフィスに取り入れる色としては非常に使い勝手の良い色です。
一般的にオフィスに緑というと、観葉植物などを取り入れるといったイメージがあるかもしれませんが、パーテーションや壁、デスクなどを緑にすることでも、安心感、リラックスといった効果を期待することは可能です。
色としての緑と、植物の緑の効果の違い
前項でオフィスの一部を緑にしても、観葉植物などを取り入れ緑化しても安心感やリラックス効果自体は変わらないとしました。確かに視覚的な効果という面においてはどちらも似たような効果を得ることができます。
しかし観葉植物を取り入れた緑化には、空気中のホルムアルデヒドを吸収、除去し空気をキレイにする空気清浄効果、室内の湿度を適度に保ち、居心地のよい空間を作り出す温熱環境調節といった効果も期待できるなど、色としての緑では得ることのできない多くの効果があります。
もちろんオフィスのすべての場所に観葉植物を置くといったことが難しいケースもあるため、現実的には色としての緑と観葉植物を使った緑化の双方をうまく組み合わせることとなるでしょう。それがうまく作用することで、より快適なオフィス空間を作り出せます。
オフィスでの効果的な緑の使い方
緑と相性の良い色として挙げられるのは、青、オレンジ、黄色などです。落ち着いたシックなイメージのオフィスデザインには、緑の対照色相である青がおすすめです。どちらも集中力を高めるカラーのため、執務室や会議室などに配色することで効果を発揮します。
ポップで明るいイメージを演出したい場合はオレンジや黄色がおすすめです。穏やかな緑と活発なオレンジの組み合わせは、はどちらも自然にある色のため、抑え目にすれば明るい色ながらもナチュラルなイメージとなります。
黄色には判断力をアップさせ、記憶力を高める効果があります。そのためデスクや椅子に黄色を使い、パーテーションなど常に目に入る部分をグリーンにするなどすることで、業務効率のアップも期待できます。
最後に観葉植物を使ったオフィスデザインについてですが、あまり背の高いものにすると圧迫感が出てしまい、かえってリラックスできなくなる場合があります。また使い過ぎてしまうこともオフィスがジャングルのようになってしまうため、注意が必要です。緑をうまく取り入れ、快適なオフィスデザインを目指しましょう。
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