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コラム

賃貸オフィスへの移転、タイプ別診断

賃貸オフィスへの移転、タイプ別診断

1.ネガティブ型の特徴と移転のポイント

オフィス移転におけるネガティブ型の大きな特徴は、その移転理由です。業務縮小や人員削減などコスト削減や、会社統合などを理由とした移転が中心です。そのため積極的な移転ではありません。外に営業に出かける比重が高い営業型にこのタイプが多いようです。

 

移転先に求めるものも基本的にはこれといったこだわりもありません。ただしコスト削減が移転の大きな理由のため、最終的には駅から遠かったり、コンビニ、飲食店などが近くになかったりしても、家賃が安いことのほうが最優先されます。

 

2.トータル型の特徴と移転のポイント

トータル型の特徴は、会社規模は中小で、内勤型企業が多いようです。業務拡大による拡張、設備改善といったポジティブなものと、コスト削減といったネガティブなものが混在しています。移転理由がさまざまなため、内見数が4つのタイプの中では一番多いようです。

 

移転先に求めるものとしては、最初の段階では家賃を重視しますが、最終的には設備や周辺環境の良さなど快適性が重視される傾向があります。

 

3.ポジティブ型の特徴と移転のポイント

ほかのタイプに比べ会社規模は大きく、設立年が古い企業の支店や営業所などが多いポジティブ型。このタイプの特徴は、業務拡大による拡張、立地環境の改善、現在のオフィスに対する耐震性の不安などがポジティブな移転理由がほとんどです。

 

移転先に求めるものは、最初の段階では立地、面積、家賃などを重視します。そして最終的には耐震性などを含めた快適性と利便性を重視して移転先を決めています。

 

4.超ポジティブ型の特徴と移転のポイント

超ポジティブ型の特徴は、業務拡大による拡張がほとんどで、ネガティブな理由がほとんどない点です。取引先企業などが来社する来客型が多いのも特徴のひとつです。

 

移転先に求めるものも、業務拡大を移転理由とするため、最初も最終的にも家賃はほとんど重視されることはありません。来客が多いことから、駅から近い立地利便性がもっとも重視される項目です。

 

4つのタイプすべてに対応するオフィスル

4つのタイプ、それぞれの特徴と移転先に求めるものを見る限り、ネガティブ型以外はどれも利便性や快適性が重視されていることがお分かり頂けたと思います。また東日本大震災や熊本地震を受け、耐震性を求めることはもはや当たり前のこととなっているようです。

 

家賃、快適性、利便性、耐震性など、オフィス移転にはさまざまな要素がありますが、オフィスルであれば、どのようなタイプであれ、最適な物件をご紹介致します。オフィス移転を検討されている企業様はぜひ、オフィスルへご相談ください。