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広く見せるオフィスデザイン、おさえるべきはこの2つ

オフィスが窮屈になると、「人の往来をいちいち避けて通らなければならない」「オフィスを見渡すとすぐ壁が近くて圧迫感がある」などの理由で業務効率が落ちてしまう可能性があります。こうした心理的な閉塞感を感じさせず、従業員のモチベーションを上げるためには、オフィスが広く感じさせたいものです。そこで今回はオフィスを広く見せるためのデザインのポイントを2つご紹介します。

 

業務効率を上げるポイントは開放感

 

オフィスでの業務効率を上げるポイントはいくつかあります。その中でも大きなポイントとして挙げられるのが開放感です。荷物があふれたり、整理ができていなかったりすることで窮屈になってしまうと、見た目的にも心理的にも圧迫感してしまい、業務への集中力が落ちてしまいがちです。

 

狭いオフィスで人と人との距離が近くなってしまうことは仕方ありません。しかしデスクやオフィス機器などの配置を工夫することで、パーソナルスペースといわれる1~3mの距離を確保することもできます。スタッフ一人ひとりが開放感を感じ、伸び伸びと働ける環境をつくりだすことで、業務効率のアップが実現します。

 

オフィスを広く見せるポイント 1.明るい配色

ここから、具体的に開放感のある広いオフィスに見せるためのポイントをご紹介していきます。まず一つ目は「明るい配色」です。

 

配色のポイントは進出色と後退色の使い分けです。進出色とは黄色やオレンジなど暖色系で彩度の高い色、後退色とはグリーンや紺、黒←コメント:黒って寒色?とった寒色系で彩度の低い色です。通常、部屋の中に進出色が多くあると部屋が狭く感じられます。反対に後退色が多く使われている部屋は広く感じられます。

 

例えば黄色には集中力や判断力をアップさせ、コミュニケーションを活発にさせるといったメリットがあります。しかし濃い黄色は明度が低く、彩度が高い色のため、部屋を狭く見せてしまいます。そのためもし黄色を使うのであれば、パステル調の薄い黄色が適しています。これはオレンジも同様です。

 

オフィスを広く見せる場合、できるだけ白に近い色を多めに使い、明度が低い、彩度が高い色はアクセント程度に使うことをおすすめします。また日が差し込む窓付近にモノを置かない、あまり背の高い什器は使わないことでもオフィス内は明るくできます。

 

オフィスを広く見せるポイント 2.できるだけ床面積を広く取る

狭いオフィスではどうしても荷物が増え、視界内の床面積が狭くなってしまいます。人は床が見えないとその部屋を狭いと感じてしまいます。そのためできるだけ床面積を広く取ることがオフィスを広く見せるポイントです。

 

基本的に人は部屋の中の3分に1以上モノが占めているとごちゃごちゃと散らかっている印象を受けます。そのためできるだけ無駄な什器は置かないようにしましょう。段ボールや自分の荷物を床に置かないですむよう、常に整理整頓をすることはもちろん、個人別にロッカーを設置するなどすることで、オフィス全体をすっきりさせることでもオフィスを広く見せることが可能です。

 

 

まとめ

オフィス空間を設計する際、デザインを会社のコンセプトに合わせることはもちろんですが、それによってそこで働く人がストレスを感じるようではそのオフィスデザインが成功しているとはいえません。同じコンセプトでも、今回ご紹介した方法を意識したオフィスデザインにするだけでも、広く感じられるストレスフリーなオフィスを作りだすことができるかもしれません。オフィスデザインについてお困りでしたら、一度「オフィスル」までご相談ください。