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COLUMN
コラム
オフィスのゾーニング、セキュリティ対策としても利用されるパーテーション。最近では植物が植えられているものなど、さまざまなパーテーションがあります。そこで今回は、最新のパーテーション事情をご紹介しつつ、パーテーション設置の注意点やオフィスデザインを全体としてみたときのコンセプトについてご説明します。
オープンオフィスはストレスを増大させる?
コミュニケーションの活性化を目的としたオープンオフィス。最近はこのオープンオフィスを採用する企業が増えています。部やチームの仕切りがなくなることで、コミュニケーションの活性化という目的を果たすのに一定の効果があるかもしれませんが、弊害も少なからず出ているようです。
オープンオフィスで働いている社員は、それ以外のオフィスで働いている社員に比べ、ストレスがたまりやすい、注意力が散漫になるといった調査結果がカナダ、スウェーデンなどいくつかの国で発表されています。そこで再び注目を集めているのがパーテーションです。
オフィスの最新パーテーション事情
オープンオフィスが必ずしもストレスを生み出すといったわけではありません。また従来のパーテーションでは、やはりコミュニケーションを分断してしまうといったデメリットも少なからずあります。重要なことはコミュニケーションを分断することなく、パーソナルスペースもしっかりと確保できるようにすることです。そこで最近では、コミュニケーションをしっかりと取りつつ、リラックスしてストレス発生率を軽減するための新たなパーテーションが人気となっています。
〇半透明のパーテーション
通常のパーテーションで仕切ってしまうとコミュニケーションが分断されてしまいます。かといって、透明のパーテーションではプライバシーが確保できないということで人気なのが半透明のパーテーションです。周りに人がいる感覚を感じつつ、しっかりとプライバシーは確保できます。
〇観葉植物を植えたパーテーション
植物を植え込んだタイプのパーテーションを執務スペースと休憩スペースの仕切りにするなど、誰の目からも見えるところに緑を配置し、仕事と休憩の区切りを明確にします。これによって、社員のストレス軽減効果を狙う企業が増えています。
パーテーション活用の注意点
パーテーションを効果的に活用するためには、改めてパーテーションの役割を理解する必要があります。
パーテーションを設置する主な目的は、パーソナルスペースの確保、セキュリティの強化、業務スペースの区分け、目隠しです。まずはこの目的を理解し、その上で活用しましょう。例えば、パーソナルスペースの確保だと、顔を上げれば周りを見渡せるローパーテーション、業務スペースの区分けであればアルミパーテーションなど用途に応じたパーテーションの選択をすることが、効果的なパーテーション活用方法です。パーテーション活用でお困りの際は、プロへご相談されることをおすすめします。