COLUMN
コラム
オフィスデザインをするうえで、レイアウトも重要ですがデスクやチェア、ラックなどのインテリアや小物は、作業をする際に長時間使用するものですから、適当に選ぶのではなく、使いやすさやデザインなども考慮したうえで慎重に選びたいものです。実際、コクヨファニチャーが2010年8月に行った「オフィスのモチベーションアップに関するアンケート」(http://www.kokuyo-furniture.co.jp/backnumbers/pdf/news20100819_2.pdf)の結果によると、オフィス家具の使い勝手の良さが仕事のモチベーションアップにつながったと44.9%が回答しています。そこで今回はオフィス内のインテリアや小物の中でも特にオフィスチェアについて、その重要性や人間工学やデザイン性、シンプルなものなど種類別の効果も併せてご紹介します。
オフィスチェアの重要性
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内勤のスタッフにとり、オフィスチェアは就業時間の大半を座って過ごす場所です。そのためオフィスチェアが粗悪なものであったり、自分に合わないものであったりすれば、少なからず悪い影響が出ることになります。
身体によくないオフィスチェアに座って作業することの一番の弊害は健康被害です。もちろん座り方や姿勢にもよりますが、腰痛や肩こり、目の疲れなどの多くはオフィスチェアの選択ミスであると言われています。また冒頭のアンケート調査の結果でも、仕事のモチベーションを左右するオフィス家具として約60%がオフィスチェアを選択していることから、健康面だけではなくモチベーションアップにおいても、オフィスチェアは重要な役割を果たしているといえます。
正しいオフィスチェアの選び方
オフィスチェアを選択する際のポイントとしてまず知っておくべきことは、職種であったり使い方であったりでそれぞれに最適なものは違うことを意識して選ぶことです。当然ながら社内にいる時間が少ない営業社員と常に座りっぱなしで作業をする内勤社員が同じオフィスチェアである必要はありません。
オフィスチェア選択、もう一つのポイントは流行や好みだけで選ばないことです。流行っているからといってそれが必ずしも万人が使いやすいものとは限りません。また好みで選んだとしても、実際に使ってみたら思っていたものとは違っていたということもありえます。販売店や展示会などに何度か通い、実際に座ってみて使い勝手を肌で感じることが重要です。
使ってみたい最新オフィスチェア
高級で自然な身体の動きをサポートする使い勝手の良いオフィスチェアといえば、多くのかたがアーロンチェアを思い浮かべるのではないでしょうか。世界で初めてシートにメッシュを採用し、通気性や柔軟性の高さを実現したアーロンチェアは、常に進化を続けるオフィスチェアです。
機能性を重視するのであれば、おすすめはWilkhahnの『オン』です。人間工学と運動学からのアプローチで、自在に身体を動かせる健康な座りを実現します。
シンプルさを追求する場合におすすめなオフィスチェアはVitraの『ゼロフォー』です。見た目のシンプルさとは裏腹に、柔軟なポリウレタンシェルを採用したボディは着座中の身体の動きをしっかりとサポートし、快適な座り心地を実現します。