- Top >
- コラム >
- オフィスデザイン・オフィス移転のマニュアル >
- オフィス家具はここまで進化した!最新オフィスデスク
COLUMN
コラム
どんなオフィスでも、デスクやチェア、ラックなどのインテリアや小物は必須。オフィスのデザインに合わせてチョイスすることになるとは思いますが、インテリア・小物のデザインによってはTPOが雑多なものになってしまいます。そこで今回はオフィス家具トレンドを見つつ、その中でも特にデスクにスポットを当て、最新のオフィスデスクをご紹介します。
世界のオフィスデザイントレンドを知る
// ここに画像を配置してください。 //
フリーアドレス、カフェスペースなど現在、日本の多くのオフィスで採用されているオフィスデザインも、元はといえば海外のオフィスデザイントレンドを取り入れたものです。そして現在、海外のオフィスではトレンドとなっていて、日本にも取り入れられつつあるのが、スタンディングデスクです。
スタンディングデスクとは、その名前が示すように、立ったままで業務を行うためのデスクです。海外では特に北欧で多く取り入れられていて、世界的なトレンドになっており、日本でもGoogleなどの外資系企業では取り入れている企業が少なくありません。そして今後は外資系以外の企業でも増えていくと予想されています。
スタンディングデスクが日本でもトレンドになる理由
なぜスタンディングデスクが今後、日本でも増えていくと予想されるのか? その大きな理由として、厚生労働省が主導となって積極的にオフィス環境の改善に取り組んでいることが挙げられます。
例えば2015年12月より、従業員50名以上の全事業場に対してストレスチェック実施が義務付け。また2013年6月には、19年振りに職場における腰痛予防対策指針が改訂されています。特に職場における腰痛予防対策指針では、作業時に立位、椅座位などで同一姿勢を長時間取らないようにすることといった項目が含まれているなど、オフィスでの健康維持に本格的に取り組んでいます。
スタンディングデスクは、座ったままで作業を行う通常のデスクに比べ、疲れにくく、眠気を防ぎ、腰痛も抑えられるといった効果があるといわれています。このことから厚生労働省の指針にも合ったオフィス家具として、日本でもオフィスデザインのトレンドとなっていきそうです。
おすすめは上下昇降型デスク
腰痛の軽減や眠気防止など多くのメリットを持つスタンディングデスク。しかし一日中立ちっぱなしでの作業は、必ずしも座ったままの作業よりもメリットが多いとは言えません。そこでおすすめなのが、上下昇降型のデスクです。
スタンディングデスクのメリットといわれる眠気防止や腰痛の軽減などは、立ち仕事と座り仕事を定期的に切り替えて行った際にもっとも効果を発揮します。そこで上下昇降型デスクにすることで、自分の体調や作業内容によって、時には高さを下げて座り作業をし、特には高さを上げて立ち作業を行うなど、メリハリを利かせた作業が可能になります。
オフィスデザインは、第一にスタッフの働きやすさを優先することが基本ですが、そこに上手くトレンドを取り入れていくことは、スタッフのモチベーションアップにも役立ちます。特にスタンディングデスクは、スタッフの健康維持といった面でも大きな効果があるため、これからオフィスデザインを手掛けるといった場合、ぜひ取り入れてみることをおすすめします。